●Lynk & CoのクーペSUVは5番目のモデルとして登場!?
ロータスの元CEOであるJean-Marc Gales氏は、ボルボベースのクロスオーバーSUVを計画していると語っていますが、その基盤となるであろうLynk & Coの新型クロスオーバー・クーペSUV開発車輌をスクープしました。
現在、中国の吉利集団(ジーリー)は、ボルボとロータスを傘下に持っていますが、自身の新ブランドとして「Lynk & Co」を展開しています。同ブランドでは、SUVの「01」、クロスオーバーの「02」、セダンの「03」を発表しており、ハッチバック車の「04」を現在開発中です。この新型クーペSUVは「01クーペ」とも噂されていましたが、第5のモデル「05」としてデビューが濃厚と言えそうです。
これまでよりカモフラージュが軽く、ディテールが見えてきたプロトタイプはボンネットの端が上向きで、長方形のグリルを持ち、ヘッドライトの位置など「01」と似たフロントエンドが見てとれます。
しかし強い傾斜を持つDピラー、トランクリッドスポイラー、デュアルエキゾーストパイプ、ディフューザーなどは専用のデザインとなっているようです。現在開発中のロータスSUVとプラットフォームを共有するとみられ、この「05」のデザインが大きく影響を及ぼす可能性があります。
パワートレインも見えてきました。7速DCTと組み合わされる2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンは最高出力187psを発揮。また最高出力187psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+最高出力81psの電気モーターのプラグインハイブリッドも期待されており、こちらのEV走行は31マイル(51km)と予想されます。
05のワールドプレミアは2020年初頭、ロータス初のSUVは2021年以降の見通しです。
(APOLLO)