●日本で人気のノートもアメリカ大陸では苦戦中
日産がアメリカ大陸で販売するコンパクト・ハッチ「ヴァーサ・ノート」が、2019年をもって生産終了となる可能性があることがわかりました。
ヴァーサ・ノートは、日産のハッチバック「ノート」の海外版として、2013年からアメリカ市場に投入されているモデルです。
日本では、大人気を得ているノートですが、2018年のアメリカでの販売は前年比29%減まで落ち込んでいます。日本とは異なる道路状況からも、アメリカではSUVなどに人気が集中していることが原因となっているようです。
販売台数としては昨年度は76,000台を販売しており、けっして少なくはありません。しかし、ハッチバックとセダンを足した台数であるうえ、ほとんどがセダンという現実もあり、この方向転換は仕方ない状況と言えるかもしれません。
代替モデルとしては、日産が2018年から米国市場に導入されているコンパクト・クロスオーバーSUV「キックス」や、EV「リーフe-Plus」などが挙げられるでしょう。また「ヴァーサ セダン」」新型にも期待がかけられています。
(APOLLO)