●M3シリーズの派生モデル・最強5ドア「M4グランクーペ」は2020年登場
新型BMW「3シリーズ」に設定される「M3 セダン」の最新プロトタイプをカメラが捉えました。また「M」モデルに関する最新情報も入手しました。
捉えた開発車両は偽装がまた厳重で、確認できるのはワイドなホイールアーチ、テールライト、クワッドエキゾーストパイプ程度となっています。しかし、パワートレイン情報は明確に流れています。注目はM3史上初めて3つのグレードが設定されることです。
1つ目は、「ピュア」と呼ばれる軽量化に特化したモデルで、親開発3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は444psを発揮します。続いては「ベース」と呼ばれるグレードで、6速MTと組み合わされるFRピュアスポーツモデルとなります。これは最高出力が475psとなりそうです。そして最強モデル「コンペティション」には、「M xDrive」四輪駆動が搭載され、最高出力は510psが予想されています。
最新情報では「ピュア」以外には新開発の8速AT設定の可能性もあるようです。
これまで噂のあった「M3ツーリング」は、残念ながら続報が入っておらず、発売は微妙な状況となっています。しかし、「M4」に5ドアの「M4グランクーペ」が初めて設定される可能性が高いようです。
また3つのグレードには、「アダプティブサスペンション」と「リミテッドスリップディファレンシャル」が標準装備されるほか、「コンペティション」にはカーボン・セラミックブレーキ」がオプション設定される見込みです。
「M3 セダン」のワールドプレミアの場は「M4クーペ」と共に9月のフランクフルトモーターショーが予想されています。また「M4グランクーペ」は、2020年以降となるでしょう。
(APOLLO)