■タイヤとフロントブレーキホースの変更で走りの熟成も図られたGSX-R1000 ABS
4月14日に行われたMotoGP第3戦「アメリカズGP」では、チームスズキエクスターのアレックス・リンス選手が初優勝を飾りました。これは、チームスズキエクスターにとっても2016年イギリスGP以来の優勝となります。マシンのポテンシャルは確実に向上しているようで、今後のレースでも好成績が期待できそう! スズキ・ファンにとっては楽しみなシーズンとなりそうです。
今回マイナーチェンジを果たした「GSX-R1000 ABS」は、そんなチームスズキエクスターのMotoGPマシン「GSX-RR」2019年モデルのイメージを踏襲したカラーリングが採用されました(カラー名はトリトンブルーメタリック)。
こちらはMotoGPマシン「GSX-RR」です。見比べると、「GSX-R1000 ABS」の方がブラックの面積が広いせいか、より精悍な印象を受けます。
「GSX-R1000 ABS」にはそのほかにも黒/赤(グラススパークルブラック/パールミラレッド)、白(パールグレッシャーホワイト)も用意され、計3色のカラーラインナップとなっています。
チタンカラーだったマフラーボディ色がブラックになると同時に、マフラーカバーが追加されたのも変更点です。
機能面に関しては、タイヤがブリヂストンRS10からRS11に変更されました。また、フロントのブレーキホースもステンレスメッシュとなっています。ETC2.0が標準装備なのも一般ユーザーにとってはうれしいところです。
「GSX-R1000 ABS」の価格は2,116,800円で、4月25日の発売です。
(クリッカー編集部)