トヨタC-HRのEV版を世界初公開【上海国際モーターショー2019】

■トヨタの市販EV本格戦略はC-HR/IZOAのEV 2車種から

トヨタ、マツダ、デンソーと提携することで生まれた「EV C.A. Spirit」は、マツダの「一括企画」や「モデルベース開発」、デンソーの「エレクトロニクス技術」、トヨタの「TNGA」など、各社の強みを持ち寄ることで開発手法そのものを見直すとして2017年9月に共同技術開発契約を締結しました。

さらにSUBARU、スズキ、ダイハツ、日野、いすゞ、ヤマハも加わり、同社から生まれた技術を使ったEVに加えて、マツダは独自開発EVも含めた複数のEVをリリースするとアナウンス済みです。トヨタも「EV C.A. Spirit」での開発を中心に、FCVの開発も進めながらEVの市販化、巻き返しを図っているのは周知の通り。

そして、2019年4月16日に開幕した上海国際モーターショーにおいて、C-HR/IZOAの電気自動車(EV)を世界初披露しました。C-HR/IZOAのEVは、トヨタブランドとして中国初投入となるEVであり、2020年に販売を開始。

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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