トヨタブースに展示された新型ハイエースはウィンドウをブラックアウト。その理由は?【バンコク・モーターショー2019】

 ●主役はGRスープラ。ハイエースやハイラックスでユーザーニーズにもアピール

3月下旬、タイ王国バンコク郊外で開催されたバンコクモーターショーでのトヨタブースでの模様です。メインステージに展示されたのはGRスープラでしたが、先日フィリピンで発表されたハイエースも出品。もちろん人気のハイラックスは多数が展示されました。

ハイエースは「コミューター」の車名で展示されていました。ちょっとアヤシイのはウインドウがすべてブラックアウトされ、室内が見えないようになっていたことです。

じつはバンコクモーターショーは乗用モデルのショーという位置づけで、基本的には定員12名のモデルまでしか展示できないという規程があります。今回はタイ仕様ではなかったらしく室内が見える状態での展示はおこなわれなかったのでしょう。

展示されたモデルは全長が5915mmという超ロングタイプ、ホイールベースも3860mm、全幅は1950mmにもなります。現行の日本仕様ハイエーススーパーロングだと全長が5380mm、ホイールベース3110mm、全幅は1880mmなのでその大きさが想像できると思います。

日本には導入されないと言われていますが、キャンピングカーなどにカスタマイズされたモデルが入ってくればかなり人気になりそうな予感がします。

タイはモータースポーツ熱がけっこう高いお国柄です。今回トヨタブースに展示されたのは、C-HRのニュルブルクリンク24時間レース仕様車でした。こうした耐久レースにも、ヤリス(日本名ヴィッツ)などではなく、SUVでマシンを製作するところはいかにもタイという雰囲気です。

市販モデルはヤリスやその4ドア版のヤリスATIV、C-HR、ヴェルファイア、センティア、イノーバ、ハイラックスなどを展示。ハイラックスはチューニングブランドのPSPによるスペシャルモデルも展示されました。

(文・写真:諸星陽一)

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諸星陽一

諸星陽一 近影
1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想のクルマ生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。