世界初公開の新型セダン、コンセプトカーの「IMs」「IMQ」などを出展する日産自動車【上海国際モーターショー2019】

●「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現する新型セダン

2019年4月2日、日産自動車が「上海国際モーターショー2019」において、新型セダンを世界初公開すると発表しました。同ショーは、インターナショナル・エキシビジョン・アンド・コンベンションセンターにおいて、4月18日から25日まで一般公開されます。

新型セダンには、内・外装に日産の特徴的な最新のデザインが採用され、数多くの「ニッサン インテリジェント モビリティ」技術が搭載されるそう。

あわせて先進技術とデザインを採用し、将来の「ニッサン インテリジェント モビリティ」を体現する電動駆動のコンセプトカーで、クーペのようなスタイリッシュな「IMs」、クロスオーバーSUVの「IMQ」も披露されます。

2019年の北米国際自動車ショーで初公開されたコンセプトカー「IMs」は、進化したスポーツセダンという新しいセグメントを提案。EVだからこそ実現できる魅力的なデザインと広々とした室内に革新的なシートレイアウトが採用され、自動運転モードで走行中はステアリングが格納され、快適なドライビングを提供するとしています。マニュアル運転モードでは、先進のEVならではのワクワクする高性能な走りを楽しむことができるとしています。

クロスオーバーのコンセプトカー「IMQ」には、モーターを駆動するための電気を発電するガソリンエンジンを組み合わせた「e-POWER」が搭載されています。電動モーターのみで駆動するため、ピュアEVと同様の俊敏で力強い走りを楽しむことが可能。高いベルトラインが印象的で、アグレッシブなスタイリングの「IMQ」は、2019年ジュネーブ国際モーターショーにて初公開されています。

今年の上海モーターショーでは、現行の日産モデルランナップも展示されます。「ラニア」や「ティーダ」、「NISSAN GT-R」、世界で最も販売台数の多いEVの「日産リーフ」に加え、「キックス」、「ムラーノ」、「パトロール」、「キャシュカイ」、「テラ」、「エクストレイル」といったSUVも一堂に会します。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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