■新元号「令和」元年が始まって最初に登場する新型車とは?
・令和元年が再びヴィンテージイヤーになる?
新元号「令和」が発表され、平成も残り1カ月となりました。平成元年の1989年は国産車のビンテージイヤーと言われていて、日産スカイラインR32GT-Rやユーノスロードスターをはじめとした現在でも人気の高いクルマが登場しています。
2019年5月1日から始まる令和元年も国産車のビンテージイヤーとなる可能性は高いかもしれません。そこで、令和元年最初に登場するのではないかと思われるクルマを予想してみました。
平成最後の国産車の新型車として登場すると考えているのはトヨタRAV4です。では令和最初に登場するクルマは、GRスープラではないかと考えています。
すでに、パワートレインなどを共有し兄弟車ともいえるBMW Z4が2019年3月25日より日本市場に導入され、発売を記念した限定車の「Frozen Greyも設定されました。
一方のスープラは3月上旬より予約注文が開始され、予約は絶好調。なかでも3L直6ターボエンジンを搭載したRZはすでに初年度分は完売となっているほどです。スープラに思い入れの強い豊田章男社長ですから令和最初の新型車としてスープラを発売し、発表会で「Supra is Back!」とセンセーショナルな復活を演出するのではないでしょうか。
GRスープラをはじめ、ホンダからは初の電気自動車となるホンダeが秋に発売予定。そしてマツダは新世代SUVのCX-30も発売予定となっています。また日産はコンパクトSUVブームの火付け役となったジュークのフルモデルチェンジも噂されています。
排気ガス規制などで、数多くの名車が姿を消した平成でしたが、新しいパワーユニットを搭載したモデルや高い環境性能を達成したスポーツカーなど令和元年も平成元年と同じように将来国産車のビンテージイヤーとして語られるようになるかもしれません。
(萩原文博)