ポルシェ・ボクスターの次期型はフルEVとして登場!? マカンもEV化で名称が変わる?

ポルシェのエントリー・オープンモデル「718ボクスター」が、次期型でフルEVモデルとして生まれ変わる可能性があることがわかりました。

これは、ポルシェCEOのオリバー・ブルーメ氏が、カーメディア「Wheels」のインタビューで「ボクスターはEVモデルとしてアジャストしており、エレクトリック化を検討している。今年中にその方向性が決定するだろう」と語ったものです。

実はポルシェは2011年、EV仕様の「ボクスターE」プロトタイプを3台制作しています。最高出力245psを発揮する29kwhバッテリーを搭載、2個の電気モーターを駆動するというもの。0-100km/h加速は5.0秒、最高速度は274km/hと「ボクスターS」に迫るパフォーマンスを誇っていました。もちろん正式にエレクトリック化が決定した場合、このプラットフォームは古いため、おそらく新開発のEV専用プラットフォームの採用が予想されます。次期型ボクスターは2023年以降が予定されており、開発の時間が十分ありそうです。

またブルーメ氏はSUV「マカン」のEV化にも触れており、2020年に登場予定のエレクトリックモデルは「マカン」と呼ばれない可能性を示唆しました。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる