20億円の「究極のワンオフ」ブガッティ、実は未完成だったことが判明……納車は2021年以降に

スーパーカーメーカーのブガッティは、ジュネーブモーターショー2019で究極のワンオフモデル「ラ ヴォワチュール ノワール」を発表しましたが、そのモデルに重大な事実が発覚しました。

同ブランドのコミュニケーション責任者であるTim Bravo氏によると、ジュネーブで公開したモデルはインテリアデザインも完成されておらず、まだまだ販売レベルではないことが発覚。納車まで2年から2年半かかるということです。

「ラ ヴォワチュール ノワール」は、フォルクスワーゲンの元CEOでありハイエンドマシーンコレクターでもあるFerdinand Piech氏のために制作されたワンオフモデルです。創業者の長男ジャン・ブガッティが1930年代に4台のみ生産した「Type 57 SCアトランティック」へのオマージュとして誕生し、その価格は驚きの1,670万ユーロ(約20億円)と発表されていました。

パワートレインは、「ディーヴォ」から流用された8.0リットルW型16気筒クワッドターボエンジンを搭載。最高出力は1,500ps、最大トルク1,600Nmを叩き出します。エクステリアはボディと一体化されたフロントバンパー、ヘルメットバイザーからヒントを得たサイドウィンドウ、円形の6連エキゾーストパイプなどが装備されていますが、納車時には変更される可能性もあるようです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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