米・GMがシボレーブランドの新型EV生産でミシガン州の工場に投資。雇用拡大へ

米ゼネラル・モーターズが3月22日、シボレーブランドの新型EV生産に向け、現在EV「シボレー・ボルト」を生産しているミシガン州のオリオン工場に300億円以上を投じ、400人を追加雇用すると発表しました。

同社は当初、新型EVの生産を米国外で予定していたそうですが、昨秋、国内の4工場生産休止や人員削減を発表しており、自国内への投資や雇用拡大を推進するトランプ大統領の意向に配慮した可能性も有りそうです。

同社のメアリー・バーラCEOは現時点で新型EVの車種や発売時期は公表していませんが、既存車種との部品共通化等に配慮して米国生産への切り替えを決断したとしており、GMとしては、成長が見込める事業には引き続き投資していく考えのようです。

Avanti Yasunori・画像:ゼネラル・モーターズ)

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【関連リンク】

ゼネラルモーターズ
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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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