スズキへ「トヨタ・ハイブリッドシステム」を供給。トヨタとスズキの協業が前進

2016年10月にトヨタとスズキは、業務提携に向けた検討を開始すると発表しました。その会見の場で、両社は環境や安全、情報などの分野で先進・将来技術の開発が求められるという危機感を示していました。さらに、2017年2月6日には、両社が業務提携に向けた覚書を締結しました。

しかしそれ以降、両社の具体的な進展はそれほど表に出てきませんでした。

トヨタとスズキが具体的内容の検討を続けてきた結果、2019年3月20日、トヨタが持つ強みである電動化技術、スズキが持つ強みである小型車技術を持ち寄り、生産領域での協業や電動車の普及など、新たなフィールドでともにチャレンジしていくため、具体的な検討に着手することに合意したと発表しました。

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塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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