フォルクスワーゲンの次世代EV第1弾の名称は「ネオ」!?

フォルクスワーゲンが、2020年に「ID.」ブランド第一弾として発売を予定している新型モデルの開発車両を、豪雪のスカンジナビアでカメラが捉えました。またその車名は「NEO」(ネオ)と呼ばれる可能性が高いこともわかりました。

ネオは、「ゴルフ」サイズのオールエレクトリック・ハッチバックで、「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)を採用する最初のモデルとなります。ネオ以降、SUVやミニバンなど多くのモデルに搭載される予定です。

すでに公式に開発車両が公開されていますが、非公式なスパイショットは初となります。公開されたプロトタイプはフロントエアインテークに縦スラットを装着していましたが、最新テスト車両には見られません。またホイールが刷新されており、こちらが市販型ホイールの可能性があります。

キャビン内は撮影できませんでしたが、試作車にはヘッドアップディスプレイ、刷新されたデジタルクラスタ・ディスプレイ、センターには大型コントロール・ディスプレイを装備するようです。フォルクスワーゲンでは「ID.がスマートフォンのような自動車になる」と発表しており、スマートフォンと同様に、ID.を購入するすべての顧客は、独自のユーザーIDを作成し、多くの新しい機能にアクセスが可能になります。

最大トルクは300Nmを発揮し、125kWhの急速充電システムにより、30 分以内にバッテリー容量の80%の充電を完了、最大航続600kmを目指し開発が進められているようです。

VWは2025年までに約20のフルEVモデルを設定するとアナウンスしており、EVだけで100万台以上の生産台数を目指しています。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる