Formula EのサポートレースもやっぱりEVによるワンメイクレース

【サポートレースもEVで。SUVのI PACEのレース車輌は迫力満点】

レース観戦といえば当然メインレースを観に行くものですが、国内ではスーパーGTと併催されているFIA F4は2015年の開幕以来、モータースポーツファンに限らず国内外のモータースポーツ関係者からも注目されています。

同じようにF1ではF2やF3、スーパーフォーミュラでは全日本F3というように、大きなレースではメインレースのほかにサポートレースが併催され、メインレース以外でも競技を楽しむことができます。

そして、Formula Eのサポートレースが今回ご紹介する「Jaguar・I PACE eTROPHY」です。

Jaguar I PACEは、BEVというフルバッテリー電気自動車のSUVで、ジャガー史上初となる「ヨーロッパ・カー・オブ・ザ・イヤー2019」をはじめ、ヨーロッパを中心に55もの自動車賞を獲得している凄い車です。

そして今回の香港ラウンドではゲストドライバーとして、地元香港出身でル・マン24時間やWTCC出場経験を持つレーシングドライバー、ダリル・オーヤン選手がスポット参戦しました。

レースは大柄なボディでの市街地コースということもあり、マカオグランプリさながらの接触が見られました。ですがそのレースをここ香港で開催できたのもまた、EVの静粛性と排気ガスゼロのおかげなのでしょう。

走行音はとても静かでしたが、重量級のボディと回生ブレーキの影響か、ブレーキング時はFormula E以上のブレーキングノイズがコースに響き渡っていました。

近い将来日本でFormula Eが開催される時には、日産・リーフでのワンメイクレースが開催されると盛り上がること間違いなしでしょうね!

(H@ty)

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