これこそポルシェ!718ボクスターに6気筒モデルが復活。MTも設定か?

ポルシェのエントリーオープン「718ボクスター」の頂点に君臨する「スパイダー」が目撃されていますが、ベースモデルに設定される水平対向6気筒エンジン搭載モデルの開発車両をカメラが初めて捉えました。

先代「ボクスター」(981型)には、2.7リットル水平対向6気筒エンジンが設定されていましたが、現行モデルの4代目(982型)では、2.0リットルと2.5リットルの水平対向4気筒エンジンへ置き換えられています。ポルシェと言えば6気筒。4気筒のボクスターでは物足りないというコアファンの声も多数聞かれます。

キャッチした開発車両は、先日スクープに成功した「718ケイマン」に設定される「ツーリング」とは異なり、「GTS」と「スパイダー」の間に設定される高性能モデルとなります。エントリーモデルでは、リアナンバープレート下にデュアルエキゾーストパイプが並んで配置されていますが、6気筒バージョンでは、間隔を開けディフューザーの間に装着されており、「GT4ツーリング」に似ていることがわかります。

最強モデルの「718ボクスター スパイダー」には、4.0リットル水平対向6気筒エンジンを搭載し、最高出力425psを発揮すると予想されていますが、この6気筒モデルでは380psとなりそうです。またPDKトランスミッションのほか、6速MTがオプションでセレクト可能になります。

ポルシェは、7月の「Goodwood Festival of Speed」で「718ケイマンGT」や「718ケイマン スパイダー」を発表すると見られていますが、6気筒モデルは秋以降となるでしょう。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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