TOYO TIREが「SDGs」の主旨に賛同。新たに「TOYO TIREのSDGs」を策定

2019年1月1日付で、社名(商号)を「TOYO TIRE株式会社」に変更した同社は、国連が提唱する「持続可能な開発目標(SDGs)」の主旨に賛同し、同社グループの2030年のありたい姿を「TOYO TIREのSDGs」として策定したと発表しました。

これを機に、同社グループおよびステークホルダーの持続的な発展に資する取り組みをさらに強化していくとしています。

「SDGs(エス・ディー・ジーズ、Sustainable Development Goals)」は、2015年9月の国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された2030年までの達成をめざす国際的な目標です。

貧困問題をはじめ気象変動や生物多様性、エネルギーなど世界が抱える問題を解決し、持続可能な社会を作るために発展途上国や先進国が一丸となって取り組む普遍的なもので、2030年までの達成目標に掲げた17の大きなゴールと、それらを達成するための169の具体的なターゲットで構成されています。

TOYO TIREグループは、持続可能な社会の実現が事業成長の前提条件であるという認識のもと、グローバルな社会課題の解決に貢献することが、将来の事業リスクの軽減あるいは事業機会の拡大につながるとしています。

同社は「SDGs」に対する取り組みについて、全社横断的に検討を重ね、2030年のあるべき姿を「TOYO TIREのSDGs」とし、14のゴール(2030年の目標)を策定。それらの活動は、同グループの理念に掲げる「私たちのありたい姿」を体現し、「私たちの使命」の実現につながるものと考えています。

さらに同社では、事業のグローバル化とステークホルダーの多様化に対応しながら、包摂的な社会の実現に貢献するため、国連が提唱する「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名。企業としての成長はもちろん、「誰一人として置き去りにしない社会の実現」を目指すとしています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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