【欧州仕様レヴォーグに新設定されたエンジンはターボではなかった!】
ジュネーブモーターショーのSUBARUブースには市販モデルとしてステーションワゴンの「レヴォーグ」が展示されていました。デビュー時は“日本向けとして開発。現時点では海外展開の予定なし”という位置づけだったレヴォーグですが、いまでは欧州などで発売されています。
しかしながら、なんだか様子がおかしい。妙な違和感があるのです。見慣れたレヴォーグとはちょっと違うような……。
しばらく展示車両を見ていて、その違和感の理由に気が付きました。ボンネットです。
なんと、ボンネットにエアダクトがないじゃないか! どうして? なぜ? ついにエンジンの上にインタークーラーを装着するのをやめたのか???
というわけで、判明したその理由はエンジン。欧州向けとしては新たに追加された2.0Lエンジン(従来は1.6Lターボのみの設定だった)は、なんとターボ付きではなく自然吸気だったのです。日本において自然吸気エンジンを積んだレヴォーグを求めるニーズがどのくらいあるかは微妙ですが、このシンプルなボンネットはちょっと欲しい気がしますね。
ちなみに燃費は、欧州計測モードで13.7km/Lだそうですよ。
(工藤貴宏)