【ミニ誕生60周年】60周年を記念してさまざまなイベントを予定。新たな特別仕様車にも注目

●「MINI Art Baton」はクラシックミニをスペシャルカーを作り上げるイベント

今年誕生60周年を迎えるミニ。今後、60周年を記念したさまざまなイベントが用意されています。

そのなかでも注目なのが「MINI Art Baton」と呼ばれるアートイベント。

その発表イベントでは、生みの親であるアレック・イシゴニスがミニのアイディアを生み出したときにペーパーナプキンにそれを書き留めたことを紹介。そしてイシゴニスからの手紙としてペーパーナプキンに書かれた手紙(もちろん演出です)を読み上げました。そこには私の作品を100年後に繋いで欲しいという内容が書かれていました。

アートイベント「MINI Art Baton」では、ボブファウンデーションさん、ジェリー鵜飼さん、レターボーイさんの3名のアーティストが1台のクラシックミニをキャンバスとして、バトンリレーのように順番にスペシャルカーを作り上げるというものです。

また、ミニはクルマ本体やクルマに装着するアクセサリーだけでなく、数多くの周辺グッズの人気が高いことも有名です。そんなミニライフを楽しむミニライフスタイルコレクションに60周年を記念したアイテムを約50点追加。1960年代ルック&フィールを思わせるレトロカラーのトーンを採用しつつも、現在のミニとの共通性もあるモダンな雰囲気にもあふれたものとなっています。

そして忘れてはならないのが、MINI 60 YEARS EDITION.と呼ばれる特別仕様車の存在です。今年5月に発売が予定されているこのモデルは、イギリス伝統のブリティッシュ・レーシング・グリーンを刷新した新しいボディカラーに60 YEARSのロゴが各所に配されています。

(文/写真・諸星陽一)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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