【SUPER GT 2019】GT500クラスに参戦する新生64号車「Modulo Epson NSX-GT」のカラーリング発表!

●体制を一新した「Modulo Nakajima Racing」が躍動感のある新カラーリングを発表

鈴鹿サーキットで開催されてた「モースポフェス 2019 SUZUKA」。そのイベントコンテンツが始まる直前に、Modulo Nakajima Racingは2019シーズンを戦うマシン「Modulo Epson NSX-GT」のカラーリングが発表されました。

参戦マシン「Modulo EPSON NSX-GT<64号車 GT500クラス>」と「Modulo KENWOOD NSX GT3<34号車 GT300クラス>」のカラーリングテーマは「ダイナミック」。車体のみならずレーシングスーツやチームウエアも、共通のデザインイメージとしているとのこと。

今回実車が発表となった64号車 Modulo EPSON NSX-GTを見るとわかりますが、マットブラックをベースにより力強く洗練されたカラーリングとし、赤と白の相互に関連性を持たせて大胆に表現するものとしています。

今回のモースポフェスでは走行も披露。

64号車と言えば青白のイメージでしたが2019シーズンの64号車は躍動感が表現されており、速そうで強そうに見えることは間違いありません。

発表の際、中嶋悟監督は「全く新しいカラーリングをお披露目できたことを非常に喜ばしく思います。昨年12月と今年2月のテストも非常に順調で、やってやるぞという気合に満ちています」と語ります。

また、モースポフェス 2019 SUZUKAにドライバーとして参加した牧野任祐選手は「2回目のセパンのテストではだいぶ良くなっていて、今シーズンに向けて楽しみな部分も多いので、今後のテスト含めてがんばっていけたらいいなと思います」とマシンの手応えを感じている様子。

ドライバーラインナップもカラーリングも、そして体制の多くも新しくなった64号車 Modulo EPSON NSX-GT。今年のSUPER GTの台風の目となることは間違いなさそうです。

(写真・文:松永和浩)

この記事の著者

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松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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