NEWマシン一挙掲載! アルファロメオレーシングにもたらした「ライコネン効果」とは? 【F1速報×F1女子~2019年NEWマシン情報号~】

【COUNTDOWN DIARY 2019】

毎年特に大きなニュースもなくオフシーズンは終わるものですが、今年は年明け早々から大波乱の連続! 「COUNTDOWN DIARY 2019」では、NEWマシンが発表された2月12日までの話題を解説してくれています。

一番衝撃的だったのはフェラーリのチーム代表を務めていたマウリツィオ・アリバベーネのチーム離脱。噂は流れていたとはいえ、驚きましたよね。

アリバベーネの後任は、チーフテクニカルオフィサー(CTO)を務めていたマッティア・ビノット。このフェラーリお家騒動の真相が綴られていました。

「アリバベーネ体制下では自分の居場所がないと感じたビノットは、18年限りでフェラーリとの契約が切れるこのタイミングでフェラーリを離脱することを決意。この状況を聞きつけたメルセデスやルノーらが食指を動かしたことから、フェラーリの上層部はビノットがライバルチームに引き抜かれないため、ビノットの起用法を再検討することとなった」

フェラーリに加入する前はフィリップモリスで広告責任者を務めていたアリバベーネに対し、ビノットは1995年にフェラーリにテストエンジンエンジニアとして加入。97年から03年にかけてはレースチーム部門でミハエル・シューマッハーの栄光の時代を支えた経験を持ち、現在はチーフテクニカルオフィサーとしてフェラーリの技術部門のリードをしています。そのような理由もあり、マシンの開発の継続性を重視したフェラーリは今回の決断を下したのだそうです。

確かにここ何年か、チーム戦略ミスで勝てるレースを逃しているイメージがあったフェラーリ。これで流れが変わるかな?と安心していたのですが、なんと本誌には「ビノットはアリバベーネだけでなく、セバスチャン・ベッテルとの関係でも問題を抱えている」と記載されていました……。フェラーリ、どうなっちゃうの〜(汗)。

この他にもチーム名が大幅に変わったフォース・インディアとザウバーについてや、1月、2月に起こったF1界の出来事が時系列に並んであったりと、オフシーズン中の出来事が丸わかりで面白かったですよ。

そうそう、今シーズンのF1ドライバーの推定年俸も記載されていました! トップはもちろんチャンピオンのルイス・ハミルトン(約63億円)。「え!このドライバーの方が多くもらっているの? 一番低いドライバーとの差が凄すぎない?」と驚きの連続でした。

応援しているドライバーは一体どの位置なのか、気になる方はぜひ本誌でお確かめくださいね(順番を予想してから読むのがオススメです!)。

(yuri)

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この記事の著者

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yuri

2006年のF1日本GPを観に行ってから、どっぷりF1&ジェンソン・バトンにはまってしまったF1女子。F1が大好きですが、車の運転は下手(小林編集長お墨付き)、メカニズムも苦手、だけどドライバーの知識と愛だけは自信あり! もっと気軽にF1を楽しんでもらいたい、好きになってもらいたいという気持ちで執筆活動をしています。
趣味はバトンの追っかけと、F1海外観戦。現在は新米ママとして子育てに奮闘しながら、のんびり記事を更新中。あたたかーい目で見守っていただけると嬉しいです。
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