●ライバルを圧倒するスペックをもつ「M8グランクーペ」
BMWの旗艦4ドアクーペ「8シリーズ グランクーペ」の頂点に君臨する最強モデル、「M8グランクーペ」の市販型プロトタイプをカメラが捉えました。
キャッチした開発車両は、コンセプトモデルではなかったドアノブを装着。大型ブレーキや、クワッドエキゾーストパイプを装備しているほか、サイドミラーも量産型へ改良されており、市販化へ大きく近づいています。
その反面、フロントバンパーコーナーの縦型エアインテーク、フロントフェンダー後部のエアアウトレット、リアバンパーのエアベントなどが消滅しており、市販型では控えめのエクステリアデザインが予想されます。
BMWは2018年3月のジュネーブモーターショーにて、ベースとなる「コンセプトM8グランクーペ」を公開しているほか、11月には2ドアの「M8クーペ」プロトタイプを公式リークしています。しかし4ドア版「M8グランクーペ」プロトタイプは初公開となります。
注目のパワートレインは、4.4リットルV型8気筒エンジンを搭載。標準で「M xDrive AWD」システムを装備し、最高出力は最大625psとも噂されています。ライバルには最高出力639馬力を発揮するメルセデスAMG 「GT63 S」、最高出力550psを発揮するポルシェ「パナメーラ ターボ」、最高出力605psを発揮するアウディ「RS7 スポーツバック パフォーマンス」などが想定されています。
ワールドプレミアは早ければ2019年末、あるいは2020年初頭となりそうです。
(APOLLO)