なぜスバル車を自分は乗り継いだのか。雪上試乗で再認識した、その理由とは?【スバル車で雪上試乗】

●雪上試乗で改めて実感。安心感こそがスバル・4WDの魅力

スバルがプレス向けに行っているSUBARU TECH TOUR。これまでスバルの歴史講座やセントレアでのボーイング787の中央翼製造工場見学など、多彩な企画を実施してきました。10回目となる今回は、山形県における雪上試乗会が行われました。

試乗会場となった山形県肘折温泉周辺は、青森県酸ヶ湯に次ぐ歴代最深積雪第2位のエリアであり、1972年にスバルが製造した国産初の乗用4WD車の試験が月山で行われたことから選ばれました。

試乗車として、国産SUV実力派として人気の高いXVとフォレスターが用意され、ガソリン車とハイブリッド車を乗り継いでスタート地点の酒田からゴールの山形駅を目指します。装着されているスタッドレスタイヤは、2017年9月より販売されているブリヂストンのブリザックVRX2で、高い氷上性能、耐摩耗性、静粛性が評判のフラッグシップモデルのスタッドレスタイヤです。

筆者はカーコメンテーターの高山正寛さんとチームを組み、酒田市内から肘折温泉までの前半セクションをフォレスターアドバンス、肘折温泉から山形駅までのルートをXV 1.6i-Lアイサイトでドライブしました。

路面状況は前半の酒田市内は降った雪が凍りアイスバーン状態。そして出羽三山神社へ向かう山道は圧雪状態と刻々と変化します。一方の後半のセクションは山道が圧雪状態です、しかし市街地や高速道路ではまったく雪のない路面となりました。ところどころで除雪車が出動し作業を行うほどの積雪量でした。

 

フォレスター、XVともにスバル独自のシンメトリカルAWD+ブリヂストンのスタッドレスタイヤによるシナジー効果により、どんな路面状況においても確実に路面を捉えてくれるので、滑るというシーンはほぼありませんでした。街中のアイスバーンや下り坂でもしっかりとブレーキが作動して減速できますので、雪道走行があまり得意ではない私でもアスファルトの路面を走行するのと同じ感覚で運転することができました。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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