VWの新型EVクロスオーバー「ID. CROZZ」開発車両を初キャッチ!

●VWのEV専用ブランド「ID.」の3番手か? 新型クロスオーバーSUV

VWがEV専用「ID.」ブランドからの発売を目指している、新型クロスオーバーSUVのテストミュールをカメラが初めて捉えました。

捉えた試作車は「ゴルフ スポーツバン」をリフトアップし、厚いサイドシルが見てとれます。さらにエアインテークなど、異なったフロントエンドを持っているほか、EVのため排気管もないようです。ID.モデルには「MEB」(モジュラー エレクトリック ドライブ マトリックス)プラットフォームを採用し、バッテリーが効率よく車両のフロア下部へ搭載されます。

「ID.」ブランドでは、初の市販モデルとして欧州BセグメントEV「Neo」(仮称)の発売を予定しています。それに続いてクロスオーバーSUV「CROZZ」を投入する計画を発表していますが、同時に姉妹SUVも計画していると見られ、その1台が今回捉えたプロトタイプの可能性があるようです。

パワーユニットは、前後アスクルに搭載される2つの電動モーターにより、最高出力306psを発揮し、最大航続は310マイル(約500km)と予想されています。ブランドの第一弾「Neo」は2020年発売とアナウンスされており、「CROZZ」は2021年以降となると予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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