ポルシェ・カイエンに「クーペ」モデルが設定か? 550馬力ターボに格納式スポイラーを装備

ポルシェのクロスオーバーSUV「カイエン」の派生モデルとなる「カイエン クーペ」のテスト車両をカメラが捉えました。

厳冬のスウェーデン山中で捉えたプロトタイプは、大迫力のカーボンセラミックブレーキディスク、イエローのキャリパー、クワッドエキゾーストパイプを装着するエクステリアからも、高性能「ターボ」の可能性が高いです。

フロントエンドはカモフラージュが重く、ディテールは不明です。しかし、ルーフエンドは丸みを持たせたクーペスタイルとなり、テールライトも専用デザインが予想されます。上部にはルーフスポイラーが確認できますが、リアウィンドゥ下に格納式アクティブ・スポイラーも装着されているのも特徴となっています。テールゲート形状の変更に伴い、ナンバープレートもバンパーへ移動されているのも見てとれます。

室内では、ラゲッジルームへの影響は出そうですが、ヘッドルームの状態はベースモデルとほぼ同じ状態を保つと予想されています。

「カイエン クーペ」のパワートレインは、最高出力434psを発揮する2.9リットルV型6気筒エンジンを搭載。「ターボ」には、最高出力550ps・最大トルク768Bmを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンが予想されています。ハイエンドモデルには最高出力680psを発揮する「カイエン クーペ ターボSE-ハイブリット」の設定が噂されています。

「クーペ」のワールドプレミアは2019年内、「クーペ ターボ」は2020年以降が有力です。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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