ポルシェのクロスオーバーSUV「カイエン」の派生モデルとなる「カイエン クーペ」のテスト車両をカメラが捉えました。
厳冬のスウェーデン山中で捉えたプロトタイプは、大迫力のカーボンセラミックブレーキディスク、イエローのキャリパー、クワッドエキゾーストパイプを装着するエクステリアからも、高性能「ターボ」の可能性が高いです。
フロントエンドはカモフラージュが重く、ディテールは不明です。しかし、ルーフエンドは丸みを持たせたクーペスタイルとなり、テールライトも専用デザインが予想されます。上部にはルーフスポイラーが確認できますが、リアウィンドゥ下に格納式アクティブ・スポイラーも装着されているのも特徴となっています。テールゲート形状の変更に伴い、ナンバープレートもバンパーへ移動されているのも見てとれます。
室内では、ラゲッジルームへの影響は出そうですが、ヘッドルームの状態はベースモデルとほぼ同じ状態を保つと予想されています。
「カイエン クーペ」のパワートレインは、最高出力434psを発揮する2.9リットルV型6気筒エンジンを搭載。「ターボ」には、最高出力550ps・最大トルク768Bmを発揮する4.0リットルV型8気筒ツインターボエンジンが予想されています。ハイエンドモデルには最高出力680psを発揮する「カイエン クーペ ターボSE-ハイブリット」の設定が噂されています。
「クーペ」のワールドプレミアは2019年内、「クーペ ターボ」は2020年以降が有力です。
(APOLLO)