ライバルを急追せよ。ジャガー XE改良型、最新デジタルコックピットを激写

ジャガーの欧州Dセグメント・4ドアセダン、「XE」改良型を極寒のノルウェーでカメラが捉えました。またそのキャビン内の撮影にも成功しました。

初めて捉えたコックピットは、また未完成のようです。しかし、計器類ディスプレイが真っ黒な状態から、フルデジタルクラスタが採用されていると思われます。

センターコンソールに目をやると、電気クロスオーバーSUV「I-Pace」に酷似した、下部ディスプレイに2つのダイヤルが見てとれます。その上のディスプレイは、同ブランド最新かつ最高のインフォテインメントシステム「タッチ・プロ・デュオ」が搭載されるはずです。またスポーティなギアシフターは、ハードコアセダン「XE SVプロジェクト」を彷彿させます。

フロントエンドには、スリムになったヘッドライトの一部が確認できるほか、新デザインのコーナーエアインテークが初めて露出しています。テールライトも初めて光りが点灯し、現行モデルと異なるグラフィックの一部を捉えることができました。

パワートレインは未確定ですが、直列6気筒インジニウムエンジンや48Vマイルドハイブリッドエンジンの設定が噂されています。

ライバルとなる、メルセデスベンツは「Cクラス」改良新型、BMWは「3シリーズ」新型を2018年に発表しており、2019年にはアウディが「A4」にさらなるフェイスリフトモデルを投入する予定で、市場が激化しています。後発ジャガー「XE」最新モデルの反撃が注目されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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