欧州EV戦争元年。BMW 「iX」ブランド第一弾、クロスオーバーが激戦市場へ

●iX3を皮切りに怒涛のEVラッシュ

BMWのフルEVシリーズ「iX」ブランド第一弾となるクロスオーバーSUV「iX3」のプロトタイプをカメラが捉えました。

キャッチした開発車両は、以前とLEDデイタイムランニングライトが変わっており、まだ市販型ではありません。2018年4月の北京モーターショーで公開された「コンセプトiX3」からインスパイアされたデザインが予想されており、「X3」とは差別化されるキドニーグリル、フロントバンパー、エキゾーストパイプを持たないリアバンパー、ホイールが装着されます。またキャビン内では、iDriveインフォテインメントシステム用のアップデートされたインストルメントクラスタ、及びEV専用ディスプレイが予想されています。

パワートレインは、サムソン製の容量70kWhのリチウムイオンバッテリーパックと最高出力270ps以上の電気モーターを搭載。150kWの急速充電器により約30分でフル充電が完了し、航続距離はWLTPモードで249マイル(400km)と噂されています。

欧州ビッグ3では2019年内にアウディが「e-tron」、メルセデスベンツが「EQC」を発売予定で、EV戦争元年となりそうです。またBMWはすでに「iX3」から「iX9」まで商標登録が完了しており、iX3を皮切りに怒涛のEVラッシュが見られそうです。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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