●「Sエネチャージ」を搭載し燃費性能に磨きをかける新型アルト
スズキの軽自動車「アルト」「アルト ワークス」に関する情報を入手しました。
「アルト」は、1979年に初代が発売され、元祖・軽ボンネットバンとして大ヒットしました。1984年に登場した2代目では高性能モデルとなる「アルト ワークス」を設定。3気筒4バルブDOHCインタークーラーターボエンジンを搭載し、最高出力は64psを発揮しました。これにより、軽自動車の馬力規制が設けられることになり、現在まで至っています。
1988年の3代目ではボディを拡大、スライドドアを装備した「スライドスリム」などが設定されました。1994年の4代目はボディサイズをそのままに、スライドスリムの設定を外すなど原点へ帰りました。
その後は1998年に5代目、2004年に6代目、2009年には7代目、2014年に8代目となる現行モデルへと、比較的早いモデルサイクルで世代交代がされています。
制作した予想CGは第9世代「アルト ワークス」です。フロントはイグニクスの流れを汲んだグリルに、存在感のあるプロジェクター&LEDを装備。ロアグリルは大迫力の大口径台形デザインに。サイドはワイド感を持たせたタイヤハウスデザインと、フロントから繋がるウィンドウラインで精悍さをアピールしました。アーキテクチャには最新世代の「ハートテクト」プラットフォームを採用し、剛性を高め、軽自動車としては余裕の居住空間を提供してくれます。
注目は、ISG(モーター機能付発電機)による同ブランドのマイルドハイブリッドシステム「Sエネチャージ」の搭載です。モーターによるエンジンアシストを可能にし、40km/h以上の低燃費、動力性能の向上が実現します。「ワークス」には、660cc直列3気筒ツインターボエンジンを搭載、最高出力は64psながら、走行性能が大幅に向上すると予想されます。
安全面では現行モデルでも搭載されている「デュアルセンサーサポートブレーキ」をアップデートし、さらなる安全性の確保が見込まれます。
新型アルトのワールドプレミアは2019年10月、「ワークス」は2020年のデビューは2020年に期待できそうです。
(APOLLO)