雪煙の中に光る新テールライト。アウディ・SQ7改良型の目玉は435馬力のマイルドハイブリッド

アウディの大型クロスオーバーSUV「Q7」に設定される高性能モデル「SQ7」の市販型プロトタイプを、豪雪のスカンジナビアでカメラが捉えました。

雪煙舞う中で目撃したプロトタイプのリアエンドには、初めて装着された新デザインのテールライトが光り、円形クワッドエキゾーストパイプが見てとれます。サイドビューでは、サイドシルやフェンダーがリフレッシュされていることに気づきます。

フロントエンドでは、迫力ある縦スラットを伴うワイドグリル、大径のコーナーエアインテークを装備。ヘッドライトは以前のテスト車両とは異なる新たなグラフィックが見てとれ、最終市販型にどちらが採用されるか不明です。

パワートレインは、8速ATクワトロAWDと組み合わされる4.0リットルV型8気筒ツインターボディーゼルを搭載。ターボラグを排除する48Vマイルドハイブリッドと組み合わせ、最高出力435ps・最大トルク900Nmを発揮。0-100km/h加速は4.8秒のパフォーマンスを誇ります。

室内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタ、インフォテインメントシステム用のタッチスクリーンディスプレイ、中央にあるHVACコントロールを備えた、同ブランドのトリプルディスプレイセットアップが搭載されます。

「Q7」のワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモータショー、「SQ7」は2019年秋ごろと予想されます。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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