アウディの大型クロスオーバーSUV「Q7」に設定される高性能モデル「SQ7」の市販型プロトタイプを、豪雪のスカンジナビアでカメラが捉えました。
雪煙舞う中で目撃したプロトタイプのリアエンドには、初めて装着された新デザインのテールライトが光り、円形クワッドエキゾーストパイプが見てとれます。サイドビューでは、サイドシルやフェンダーがリフレッシュされていることに気づきます。
フロントエンドでは、迫力ある縦スラットを伴うワイドグリル、大径のコーナーエアインテークを装備。ヘッドライトは以前のテスト車両とは異なる新たなグラフィックが見てとれ、最終市販型にどちらが採用されるか不明です。
パワートレインは、8速ATクワトロAWDと組み合わされる4.0リットルV型8気筒ツインターボディーゼルを搭載。ターボラグを排除する48Vマイルドハイブリッドと組み合わせ、最高出力435ps・最大トルク900Nmを発揮。0-100km/h加速は4.8秒のパフォーマンスを誇ります。
室内では、12.3インチのデジタルインストルメントクラスタ、インフォテインメントシステム用のタッチスクリーンディスプレイ、中央にあるHVACコントロールを備えた、同ブランドのトリプルディスプレイセットアップが搭載されます。
「Q7」のワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモータショー、「SQ7」は2019年秋ごろと予想されます。
(APOLLO)