スペインメーカー初のPHEVが走った! 3月の公開直前にデザイン判明

●スペイン・セアトの新型「レオン」には初のPHEVモデルが設定

スペインのメーカー「セアト」の欧州Dセグメント・ハッチバック「レオン」の次期型プロトタイプを、これまでで最も鮮明に捉えました。

セアトは、VW傘下であるブランドであるため、初代レオンは「ゴルフ」兄弟車として1998年にデビューしました。第3世代の現行モデルは2012年に発売されており、これが7年ぶりのフルモデルチェンジとなります。

捉えた次期型では、VW最新世代の「MQB」プラットフォームを採用しホイールベースが延長されます。鮮明に捉えたプロトタイプは、シャープなLEDデイタイムランニングライトを備える市販型のヘッドライト、プラスチック・パッドでコーナーデザインを隠すドッド・グリルを装着。リアビューでは、テールライトの新デザインや、LED全幅ストリップライトの一部が露出しています。

ハイライトは心臓部です。スペインブランド初となる48Vプラグインハイブリッドモデルが設定されます。2020年に登場が期待されるこのモデルは、電力のみで50kmの走行を実現するといいます。また新開発新開発の1リットル直列3気筒エンジンや、1.5リットルガソリンエンジンや1.6リットルディーゼルエンジンなどもラインアップします。

室コックピットには、最新世代のインフォテイメントシステムを搭載し、無線ネットワークによるアップデート機能を備えるといいます。

ワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモーターショーでコンセプトモデルを公開予定。その後9月のフランクフルトモーターショーで市販型の公開が予想されています。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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