カモフラージュの上に擬装。厳重なガードのSUVプロトタイプの正体とは?

●まるでトランスフォーマー? その正体は第3のモデル!?

謎のコンパクト・クロスオーバーSUVを、ドイツ市街地で捉えました。

ドア、バンパー、Cピラーには、通常のカモフラージュの上にさらに偽装パネルが見られ、機械的なダミーのヘッドライト、テールライトを装着する異様な開発車両は、まるで映画トランスフォーマーのロボット車両のようです。

その正体は、フォード「フィエスタ」ベースの新型クロスオーバーSUVのようです。サイズ的には「EcoSport」より大きく、「Escpe/Kuga」より小さいコンパクトハッチバックになります。

現在、フォード「フェイスタ」ベースのSUVには、「EcoSport」「Fiesta Active」があります。そのなかで第3の派生SUVを投入する理由として、「Fiesta Active」はハッチバックのリフトアップモデルにすぎず、「EcoSport」は古すぎるからです。

新型SUV投入により「EcoSport」は消滅し、実質後継モデルとなる可能性もあるようです。アーキテクチャには、「フィエスタ」ではなく「フォーカス」の「Cプラットフォーム」を流用すると思われ、車名は「シティSUV」が有力候補の一つだといいます。

パワートレインは、1リットル直列3気筒エンジンや1.5リットル直列4気筒にマイルドハイブリッド搭載が予想されていますが、断定はできないでしょう。ワールドプレミアは、2020年。

ライバルはセアト「Arona」やVW「T-Cross」となります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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