●フルモデルチェンジ並の重擬装。新型Eクラスは大幅なアップデートを実施?
メルセデスベンツのミッドサイズセダン「Eクラス」改良型の開発車輌を、摂氏マイナス40度ともいわれる厳冬のノルウェーでカメラが捉えました。
至近距離から撮影したプロトタイプは、フルモデルチェンジ級のカモフラージュがほどこされています。
強い光を放つLEDデイタイムランニングライトを備えるシャープなヘッドライトや、グリル形状は明らかに現行モデルと異なっています。恐らくフロントエンドは「Aクラス」や「CLS」から継承される「プレデター」デザインへ進化するはずです。テールライトは、完全に隠されていますが、現行モデルより、薄型のデザインが採用される可能性もあるようです。
コックピットは、最新世代のインフォテインメントシステムを搭載する「MBUX」やタッチパッドを装備し、高度な学習機能を持つボイスコントロールも備えるでしょう。
パワーユニットの注目は、3リットル直列6気筒+マイルドハイブリッド「EQ Boost」の新設定です。これは現在ラインアップされている3リットルV型6気筒ツインターボ「E450」に代わるもので、最高出力は367psを発揮します。
そのほか、2.0リットル直列4気筒ターボの「E200」、2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボの「E220d」、2.0リットル直列4気筒ターボの「E250」、そして2.0リットル直列4気筒ターボ+電気モーターの「E350e プラグインハイブリッド」はキャリーオーバーされると思われます。
セダンにともない、「クーペ」、「ステーションワゴン」、「オールテレーン」も改良型の開発に着手しているようですが、まずはセダンが2019年秋にデビューとなりそうです。
(APOLLO)