トヨタ・スープラ「市販第一号車」はあの有名人のサイン入り!【デトロイトモーターショー2019】

●新型スープラの初期生産車「FIRST EDITION」のなかでもさらに特別な市販第一号車

デトロイトでおこなわれたモーターショーで、市販モデルが公開された新型スープラ。そんなスープラの市販第一号車がとんでもないことになっていました。

新型スープラの初期生産車は「Launch EDITION」という特別モデルとして販売され、1500台の限定台数。そのうちの最初の1台は、チャリティーオークションに出品されて収益は全額が慈善事業へ寄付される予定です。

デトロイトモーターショーのトヨタブースには、その第1号車が展示されていたのでじっくり見てみました。ボディカラーは特別なマットグレーメタリック。一見、パールホワイトに見えますが、実は違います。

ホイールはマットブラックの組み合わせ。アクセントとしてドアミラーが赤く塗られているのがポイントですね。あ、ドアミラーが赤いからといってNISMO仕様ではないですからくれぐれもお間違いなきよう。

インテリアはレッドのシートが鮮やかで、ローンチエディションの証としてインパネに組み込まれたカーボンのプレートに「Launch Edition 1 of 1500」と書かれているのが特徴。ドアミラーがNSIMO仕様になっていること(←違う!)を除けば意外と特別な部分はないな……と思ったら、凄いものを発見しました。

なんとなんと、インパネにトヨタ自動車の豊田章男サインが入っているじゃないですか。プレスカンファレンスの話の流れ(章男社長がフェルナンド・アロンソ選手に「キミもぜひサインしてよ」と伝えていた)からすると、さらにアロンソのサインも入るかもですね。このクルマはお宝だなあ。

(工藤貴宏)

この記事の著者

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工藤貴宏

1976年長野県生まれ。自動車雑誌編集部や編集プロダクションを経てフリーの自動車ライターとして独立。新車紹介、使い勝手やバイヤーズガイドを中心に雑誌やWEBに執筆している。現在の愛車はルノー・ルーテシアR.S.トロフィーとディーゼルエンジンのマツダCX-5。
AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。
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