全高3m!? まさに「モンスタージムニー」。世界イチ高いジムニーを製作したR31ハウス【東京オートサロン2019】

●ド迫力のビックフット仕様。まさに「モンスター ジムニー」なカスタムモデル

千葉県幕張メッセにて開催中の東京オートサロン2019。R31ハウスは『モンスター ジムニー』と名付けた超巨大なジムニー・シエラ カスタムを展示していました。

大きなタイヤを装着したビッグフット仕様のジムニー。おそらく全高は3mにも達していそうなほど巨大なものです。

装着されているタイヤは大型トラクター用のもの。ホイールと合わせてその重量は1本あたり200kgに達します。つまり4本で合計800kgのタイヤ&ホイールを装着しているということになるのでした。

この巨大なタイヤを装着するためにフレームの下にはヤグラと呼ばれる、追加フレームを造りました。

このヤグラからサスペンションアームを伸ばし、前後のデフケースを支えている形になります。

なおエンジンからの出力を前後に配分するトランスファーに関しては、本来フレームの上にあるものを吊り下げる方式に位置変更しています。

前後プロペラシャフトはそのままでは寸法が足りないため、アダプターを装着することで延長しました。現在のところエンジンやデフはノーマルとのことですが、この状態で普通に走行することは可能だということです。

現状でナンバーをとって公道デビューするという予定はないとのことですが(さすがに車検は通らなそうですね)、コンプリートカーとして海外などに販売したら面白そう。

(写真・動画・文/ウナ丼)

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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