【東京オートサロン2019】アメリカンな雰囲気を満喫できるNITTOのブース

西ホール1に突然現れるアメリカンな雰囲気にあふれたブースがタイヤメーカーのNITTOのブースです。

NITTOはTOYO TIREのグループでおもに北米を中心に展開されているブランドで、その日本ブランドならではの高性能さと確かな信頼性が共存するタイヤとして高く認知されています。さらにその人気を高める大きな要因が迫力あふれるトレッドのデザインです。

恐竜の爪をモチーフにデザインされたというクロスカントリー用タイヤ「マッド グラップラー」をはじめ、トレイル グラップラーM/T、リッジ グラップラー、テラ グラップラーといったマッド系タイヤは深い彫りを持ったド迫力のトレッド。

NT420S、NT421Q、インヴォ、NT555G2といったオンロード系はランド比が高く、いかにもハイグリップしそうなデザインと、とにかく尖っているデザインとすることで、ユーザーの心をグッとつかんで離さない魔力を持ったタイヤとなっています。

展示車はすべてカスタマイズドカー。ジープJL型ラングラーをベースとしたモデルは、アメリカのラングラー愛好家から熱狂的な支持を受けるチューナー「Off Road Evolution」が手がけたもので、その圧倒的にアメリカンな雰囲気は会場を異質な空気にするほどです。

6.2リットルのV8・HEMIエンジンを搭載するダッジ・チャレンジャーにはさらにオーバーフェンダーを装着し迫力をアップ。トヨタが北米で販売する大型ピックアップのタンドラは、カルフォルニアスタイルのオフロード系カスタム“プレランナースタイル”を再現。本格的なオフロード走行はもちろん、街乗りや旅行にもストレスなく使用できるようバランスよくチューニングした公道走可能なモデルとしています。

(文/写真・諸星陽一)

この記事の著者

諸星陽一 近影

諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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