【東京オートサロン2019】ポテンザ・ポテンザ・ポテンザ。オンロードスポーツ万歳のブリヂストン。でも実は…

●ライバルメーカーの出展内容とは異なり、ポテンザを前面に打ち出したブリヂストン

東京オートサロン2019、ブリヂストンのブースは西ホール3。ライバルのタイヤメーカーがSUV用モデルなども展示するなか、ポテンザをかなり前面に打ち出した頑固な展示となっています。

展示されている車両もスーパー GTのGT500クラスをポテンザで戦う「LEXUS TEAM KeePer TOM’S」と、ポテンザを装着するアストンマーティン「DB11 AMR」の2台。ブース全体のデザインは天に向かって昇る道にポテンザのタイヤを配置したもので、ポテンザの上昇志向をよく表現したものとなっています。

 

フロアには各種のポテンザタイヤが展示され、競技タイヤの場合はどういうマシンで採用しているタイヤかも説明されています。それぞれのカテゴリーでタイヤのプロファイル(形状)が異なることなどがわかり、タイヤの勉強にもなるいい展示方法が採られています。

レーシングシミュレーターも用意され、Twitterアカウントのフォローを行うことで体験可能。この佐藤琢磨選手がシミュレーター内でアドバイスを行うようになっていて、シミュレーターに乗った人だけが聞ける話題も飛び出すと言われています。

佐々木雅弘選手、井口卓人選手、佐藤琢磨選手、山野哲也選手、黒澤治樹選手、蒲生尚弥選手鈴木亜久里監督、脇阪寿一監督、星野一義監督、のトークショーも予定されています。

そうそう、全体的にポテンザ、ポテンザの展示なのですが、じつはプレミアムSUVタイヤのアレンザもそっと展示されていたりするので、見逃さないでくださいね。

(文・写真/諸星陽一)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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