【東京オートサロン2019】ルノースポール最強のメガーヌR.S.はフロントシートがポイント!3分で分かるTAS・メーカー編:ルノー・ジャポン

時間のない人、気の短い人に最適!自動車メーカーのブースの見どころを、超手短に紹介していきます!

西館ホール1の真ん中辺にルノー・ジャポンのブースがあります。

このブースの注目点は、何といっても、ブースの最前列に展示されているオレンジ色の「ルノーメガーヌR.S.」です。

キーワードは「退屈へのレジスタンス」。1.8Lエンジン6ATのパワートレインは、205kW(279ps)、390Nm(39.8kgfm)のスペックを誇り、4コントロール(後輪操舵)も備えた、まさに最強のメガーヌです。このメガーヌR.S.でぜひ試していただきたいのは、フロントシートの「座り心地」です。身体をしっかりと支えるスポーツシートではありますが、しっかりと沈み込みストロークを持っており、腰から肩までを優しくホールドしてくれる、非常によくできたスペシャルなシートなのです。

その横にあるのがイエローボディの「ルノールーテシアR.S.」です。

1.6L 6EDC(エフィシエントデュアルクラッチ)をパワートレインは、162kW(2020s)、260Nm(26.5kgfm)を誇り、小柄で軽量なボディも相まって、他のクルマとは一線を画すハイパフォーマンスを実現しています。

間近で見て気が付いたのが、テールゲートの上部に装着されたリアのウィングが、実に複雑な形状をしている点です。効率的にダウンフォースを得るため、デュアルウィングの様な形状をしており、F1をはじめとするモータースポーツの経験が織り込まれているような点も、ぜひその目で確認してみることをお薦めします。

ルノー最強のメガーヌR.S.に座り、ドアを閉めると、その重たいドアを閉めているような音からも、ヨーロッパで磨かれたクルマが実にがっちりとしたボディを持っていることが分かります。写真だけでなく、ぜひご自身で体感してみてはかがでしょうか。

(文:吉川賢一/写真:鈴木祐子)

この記事の著者

Kenichi.Yoshikawa 近影

Kenichi.Yoshikawa

日産自動車にて11年間、操縦安定性-乗り心地の性能開発を担当。スカイラインやフーガ等のFR高級車の開発に従事。車の「本音と建前」を情報発信し、「自動車業界へ貢献していきたい」と考え、2016年に独立を決意。
現在は、車に関する「面白くて興味深い」記事作成や、「エンジニア視点での本音の車評価」の動画作成もこなしながら、モータージャーナリストへのキャリアを目指している。
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