●ホンダブースで2019年モータースポーツ活動計画発表!
2019年1月11日(金)〜13日(日)まで幕張メッセで開催中の「東京オートサロン2019」のホンダブースで「2019年Hondaモータースポーツ活動計画発表会」が行われ、ジェンソン・バトンが昨シーズンに引き続きチームクニミツからスーパーGTにフル参戦することが発表されました!
2009年F1ワールドチャンピオンのバトンは2003年〜2008年にホンダと共に戦い、2006年のハンガリーGPでは“コンストラクター”ホンダとして39年以来の優勝をもたらしました。また、まるでモデルのようなルックスと冷静な走りから、日本でも人気の高いドライバーです。
そんなバトンが昨シーズン、スーパーGT GT500クラスにチームクニミツ(100号車)からフル参戦。参戦初年度にしてチャンピオンを獲得するという快挙を成し遂げたのです。
シーズン終了時には翌シーズンの契約について発表がなく、むしろ英スカイスポーツF1で解説を務めることが発表され「やっぱりスーパーGTはもう乗らないのか……」と落ち込んでいたところでした。発表会で本田技研工業株式会社モータースポーツ部部長 山本雅史氏から名前が呼ばれた時は、本当に嬉しかった(涙)。
会場にはメディアはもちろん、その瞬間を聞き逃さないようにとファンが詰めかけ、バトンフィーバーが今年も続きそうな予感です。チームメイトは昨シーズン同様、山本尚貴選手と最高の組み合わせになりました!
【トークショーにチームクニミツが登場!】
ホンダブースでは開催期間中毎日ライダー、ドライバーや開発者によるスペシャルトークショーが行われるのですが、チームクニミツは金曜日に登場! ドライバー2人、そして高橋国光総監督がファンの目の前に現れました。
「100号車じゃなくて、憧れの1号車になります!」と国光総監督が嬉しそうに話すと、ガッツポーズをするバトン。和やかな雰囲気の中、トークショーが始まります。
「去年このステージに立った時、チャンピオンを獲るぞ!というイメージはできていましたか?」という質問に、笑顔で答える山本選手。
「正直イメージはできてなかったですね(笑)。悪い意味ではくて、スーパーGTは非常に難しいカテゴリーなので、ジェンソン・バトン選手というキャリアを持っている選手であっても、やはり500クラスは凄く難しいので大変なシーズンになるのかなと思っていたのですが、そんなの関係ないというくらいのレースと成績を残すことができて、本当にジェイビー(バトン)には感謝しています」
フル参戦を終えたバトンは、すっかりスーパーGTの虜になったようです。
「スーパーGTはとてもエキサイティングでした。今まで体験したことのないシリーズで、本当に楽しかったし本当に本当に最高だったんです。それと同時に勉強することもたくさんありました。世界的に有名なドライバーと争うこともあったので、僕にとっては素晴らしい経験になりました。そして山本選手という素晴らしいベテランドライバーと組むことができて幸せに思ったし、彼から得たこともたくさんありました。彼と一緒に走ることができ、非常に光栄でした。今シーズンはディフェンディングチャンピオンということで、今年もチャンピオンシップを獲得するために二人でベストを尽くして頑張ります」