●世界初の「圧縮着火」ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の市販車搭載がスタート
環境性能(低燃費、CO2排出量削減)と動力性能向上を両立させるなど、ガソリン/ディーゼルエンジン双方の長所を併せ持つマツダの次世代エンジン「SKYACTIV-X」。
電動化が進むなか、HVにおいてもモーター駆動用の電力を内燃機関から得ていることから、同社では燃料から取り出せるエネルギー量を従来(4割程度)よりも更に向上させる必要があるとして、ガソリンエンジンで世界で初めて「圧縮着火」を実現しました。
ディーゼルエンジンの圧縮着火では使用しないスパークプラグの活用や、燃焼範囲の拡大などにより、ガソリンエンジンの燃費を20~30%向上、CO2排出量を20~30%削減。
産経新聞によると、「SKYACTIV-X」エンジンは年内に新型MAZDA3(2.0L)に搭載された後、各種排気量のエンジンに展開されていく計画になっているようです。
(Avanti Yasunori・画像:MAZDA)
【関連リンク】
MAZDA SKYACTIV-X
http://www.mazda.com/ja/csr/special/2017_01/
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