マツダの次世代エンジン「SKYACTIV-X」は新型MAZDA3から搭載開始?

●世界初の「圧縮着火」ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の市販車搭載がスタート

環境性能(低燃費、CO2排出量削減)と動力性能向上を両立させるなど、ガソリン/ディーゼルエンジン双方の長所を併せ持つマツダの次世代エンジン「SKYACTIV-X」。

電動化が進むなか、HVにおいてもモーター駆動用の電力を内燃機関から得ていることから、同社では燃料から取り出せるエネルギー量を従来(4割程度)よりも更に向上させる必要があるとして、ガソリンエンジンで世界で初めて「圧縮着火」を実現しました。

ディーゼルエンジンの圧縮着火では使用しないスパークプラグの活用や、燃焼範囲の拡大などにより、ガソリンエンジンの燃費を20~30%向上、CO2排出量を20~30%削減。

産経新聞によると、「SKYACTIV-X」エンジンは年内に新型MAZDA3(2.0L)に搭載された後、各種排気量のエンジンに展開されていく計画になっているようです。

Avanti Yasunori・画像:MAZDA)

【関連リンク】

MAZDA SKYACTIV-X
http://www.mazda.com/ja/csr/special/2017_01/

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この記事の著者

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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