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あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いいたします。
【まるで「下町ロケット」そのまんまの日本ライティング】
TBSの新春ドラマ特別編「下町ロケット」は、ご覧になりましたか?
「下町ロケット」といえば…「これぞ下町ロケットの世界!」と思ったのが、「日本ライティング」の本社&工場。場所は兵庫県尼崎市。駅を降りて目的地が近づくと「わー、下町ロケットみたい」と思わず言ってしまうような下町感。
実は「日本ライティング」という会社名は知らなくても、多くの新型車に「日本ライティング」製のLEDライト「Zeus」が純正採用されていたりOEMで共有されているため、私たちは知らない間に使っているかも。
さらに「日本ライティング」はお手軽価格で購入できる自社ブランド「Zweb」を立ち上げたとのこと。「日本ライティング」のこだわりは純国産品。すべてこの尼崎の工場で作られています。アルミの削り出しから電子パーツの作業まですべてここで行われますが、アルミの素材にもこだわり、使っているのは最高レベルのアルミニウム合金。熱伝導率に優れているうえ、放熱性も高いものを使用しています。
また心臓部である電子パーツの作業では、パーツと基盤の間に空気を入れないために「日本ライティング」では真空リフロー炉(空気を抜いて真空状態にする)を用いて空気をシャットアウトし、熱伝導率を高めるといったことを行っています。
また、耐久テストも念入りに行われています。
ちなみにこの模様は、現在「日本ライティング」の公式Webサイトに掲載されているのでご確認くださいませ。
また、2019年1月19日(土)には、工場見学会が開催されるとのこと。ご興味のある方は「日本ライティング」のWebサイトをご覧ください。
【トヨタ自動車九州へGO!】
もちろん「下町ロケット」だけではなく「リーダーズ」の取材にも行っています。
新型「レクサスES」を作っている「トヨタ自動車九州」へ。1991年に設立され、これまでに累計600万台ものクルマがここで誕生していますが、現在はレクサス専用工場として稼働しています。ここで製造されたクルマの50%は海外に輸出されているとのこと。
工場は2つ。第一工場では「CT」と「NX」。第二工場で「RX」と「ES」などが製造されています。トヨタ自動車九州工場では「品質の九州工場」を目指し、徹底した検査を行っているとか。モットーは「最先端の技術」と「匠の技」の融合。中でも塗装にはこだわり、工程の中でも中塗り→中塗装乾燥炉の後に一工程多い「表面研磨」するのはレクサスだけとか。
また、パーツをサインに従って仕分けし、動力源を使わずに重りの力を使ったからくり自動供給装置「Newトントン」は現在、特許申請中。また、代車も手作りで作った「運ぶくん」を使用していますが、これらはすべて現場の声から誕生したもの。トヨタの「カンバン方式」は今や世界中の工場で使われ、劇的に無駄を少なくして効率アップに役立っていますが、まさに「Newトントン」も世界の「リーダーズ」になる素質ありです。
ただ…残念ながら工場内の写真はNGなので、興味のある方はトヨタ九州の工場見学に行ってみてください!
(吉田 由美)