ランサーエボリューション ファイナルエディションは2015年からデリバリーが開始され、2016年にデリバリーが終了となっています。直近3カ月間の中古車の平均価格の推移を見てみると、2018年9月末は494万円でした。しかし、現在は505万円まで上昇しています。
販売開始から3年が経過しても新車時価格を上回る相場となっており、根強い人気を誇っています。
流通台数は3カ月間では10台程度していましたが、現在は16台まで増えています。しかも走行距離の少ない物件が市場に増えたようで、平均走行距離は1.7万kmから1.4万kmへと減っています。低走行距離のランサーエボリューション ファイナルエディションを購入したい人には良いタイミングと言えるでしょう。
さらに詳しくランサーエボリューション ファイナルエディションの中古車物件を見てみると、中古車物件の価格は439万〜650万円と新車時価格を下回るクルマは1台もありません。中古車の走行距離を見ると、最も距離が延びている物件で6万km、最も少ない物件では168kmという驚きの走行距離でした。
現在流通している中古車は全車が修復歴なしですし、16台のうちその半数は三菱のメーカー系販売店の物件ということなのです。ランエボのような高性能スポーツカーはコンディションが気になりますが、ディーラー系販売店ならば、そういった不安はかなり払拭されるのではないでしょうか。
(萩原文博)