メルセデス・ベンツのフラッグシップ・クロスオーバーSUV、「GLS」次期型プロトタイプを厳冬のスカンジナビア及びニュルの高速テストを目撃しました。
豪雪で捉えた開発車両は慎重にスタートした後、雪煙を上げて加速していきますが、3tに迫る巨漢だけあって安定感は抜群です。一転、ニュルブルクリンクでの高速テストでは、直線で力強い加速やコーナーを高速で攻める走行が見られたようです。
次期型のアーキテクチャには、「GLE」と共有する「HMA」プラットフォームを採用し、ボディを拡大すると共に、100kg程度の軽量化が図られており、その成果を発揮しているような動力性能です。
パワートレインは3リットル直列6気筒ガソリン/ディーゼルターボエンジンを始め、最高出力480psを発揮する4リットルV型8気筒も設定。また最高出力400ps以上とみられる直列6気筒ガソリンターボエンジン+電気モーターのプラグインハイブリッドや、最高出力600ps以上を発揮する4リットルV型8気筒ダウンサイジングターボ搭載の「AMG GLS63」などが設定されます。
ワールドプレミアは、2019年内あるいは2020年初頭が予想されています。
(APOLLO)