デビュー間近のBMW X1改良型をキャッチ。初設定されるPHEVモデルのEV航続距離は42km以上

BMWのコンパクト・クロスオーバーSUV、「X1」の改良型プロトタイプを目撃しました。カメラが捉えた開発車両は、これまでで最もカモフラージュが軽く、ディテールも見えてきました。

フロントエンドには、「X2」と酷似している角ばったC型LEDデイタイムランニングライトを装着するヘッドライトのほか、新たにコーナーエアインテークが露出。サイドへつり上がるアグレッシブなデザインが見てとれるだけでなく、キドニーグリルにも変化が見られます。バンパーにあった丸いフォグランプはバー状のものに取り替えられる可能性が高いです。

リアビューではテールライトに注目。下部にターンシグナル用の白いバーが付く新グラフィックに変更されています。また最新プロトタイプでは、エキゾーストパイプが1本出しに変わっているのも気になります。

パワートレインは、エントリーモデルに最高出力116psを発揮する1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ、最高出力190psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンターボ、最高出力233psを発揮する2リットル直列4気筒ガソリンターボをラインアップします。

新たに設定される1.5リットル直列3気筒ガソリンターボ+電気モーターのPHEV「X1 xDrive 25e」は最高出力224psを発揮し、EV航続距離は42km以上となります。トランスミッションは、エンジンに応じて6速AT、8速AT、7速DCTが搭載されます。

キャビン内では、次世代デジタルディスプレイ「オペレーティングシステム7.0」を搭載し、8.8インチのインフォテインメント・ディスプレイをセンター上部に配置。「2シリーズ アクティブツアラー」と同じタイプのシフターやステアリングホイールが装備されると思われます。

ワールドプレミアは、2019年3月のジュネーブモーターショーが有力ですが、その前にオンラインで発表される可能性もあります。

(APOLLO)

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アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
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