BMWのコンパクトモデル「2シリーズ」の派生モデル「グランクーペ」市販型プロトタイプを初めてカメラが捉えました。
現在「2シリーズ」には「クーペ」「カブリオレ」「アクティブツアラー」「グランツアラー」が設定されており、リアゲートがウィンドウと共に大きく開く、5ドアの「グランクーペ」がその第5弾となります。
捉えた開発車両は、これまでのダミーパーツ装着プロトタイプではなく、C型LEDデイタイムランニングライトを備えるヘッドライトや、新グラフィックが光るテールライトになど市販型パーツが取り付けられています。またトランクリッド・スポイラー、ツインエキゾーストパイプも量産型と思われます。
プラットフォームにはフロントホイール・ドライブ用「FAAR」を採用。「2シリーズ グランツアラー」とほぼ同じ177.1インチ(約4.5m)の全長が予想されています。「1シリーズ セダン」と「3シリーズ セダン」の間を埋めるこのモデルは、メルセデスベンツ「CLA」や、近い将来登場する可能性があるアウディ「TT 4ドア」などと戦うことになるでしょう。
パワートレインは、1.5リットル直列3気筒と2リットル直列4気筒のガソリンとディーゼルエンジンをラインアップします。グランクーペは2シリーズ「クーペ」や「カブリオレ」のように直列6気筒は設定されず、トップモデルには「X2 M35i」に搭載された、2リットル直列4気筒ターボの「M235i」がラインアップされ、最高出力は306psを発揮します。
ワールドプレミアは2019年前半が予想されています。
(APOLLO)