【新車】ハンガリーからの輸入車「スズキ・エスクード」が商品改良。渋滞対応ACCなどを標準装備

ハンガリーのマジャールスズキで生産される輸入SUV、スズキ・エスクードがメッキフロントグリル、フロント・リヤバンパー、アルミホイール、リヤコンビネーションランプのデザインを一新して、12月21日より発売となります。

インテリアも、シート表皮、インパネガーニッシュ、特徴的な装備であるセンタークロックの意匠を変更。カラー液晶マルチインフォメーションディスプレイ、ソフトパッド(インストルメントパネル天面)を採用するなど上級モデルさながらの雰囲気に進化しています。

注目は、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」を充実させていることです。衝突被害軽減ブレーキは赤外線レーザーセンサーと単眼カメラを併用した「デュアルセンサーブレーキサポート」を搭載しています。さらに、斜め後方から接近する車両を検知する「ブラインドスポットモニター[車線変更サポート付]」、駐車場などで自車の後方左右から接近する車両を検知する「リヤクロストラフィックアラート」も標準装備となりました。

ミリ波レーダーを使った「アダプティブクルーズコントロール」は、渋滞にも対応する「全車速追従機能」を標準装備しています。パーキングブレーキはサイドレバーを引くタイプですが、2秒間は停止を維持できる機能を備えています。

パワートレインは、従来から定評ある1.4リッター4気筒ガソリン直噴ターボ。四輪駆動制御システム「オールグリップ」も備えています。トランスミッションは6速AT、WLTCモード燃費は16.0km/L(市街地:12.1km/L、郊外:16.4km/L、高速:18.3km/L)となっています。

メーカー希望小売価格は2,658,960円(消費税8%込)、モノグレードのシンプルな設定です。

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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