スズキ・ソリオが「JNCAP」の予防安全性能評価で「ASV+++」を獲得。クロスビーは衝突安全性能評価で「ファイブスター」に

2018年度(平成30年度)の「JNCAP」による予防安全性能評価、衝突安全性能評価が自動車事故対策機構により公開されています。

スズキでは、同社の予防安全技術である「スズキ セーフティ サポート」を搭載したコンパクトカーのソリオ/ソリオ バンディットが、平成30年度JNCAP予防安全性能評価で最高評価となる「ASV+++(トリプルプラス)」を獲得しています。また、クロスビーは、平成30年度JNCAP衝突安全性能評価において、最高評価となる「ファイブスター賞」を受賞。

予防安全性能評価は、予防安全装置の性能を評価するもので、平成30年度は「衝突被害軽減制動制御装置(対車両)」「衝突被害軽減制動制御装置(対歩行者)」「車線逸脱抑制装置など」「後方視界情報提供装置」「高機能前照灯(オートハイビームなど)」「ペダル踏み間違い時加速抑制装置」の評価点を合計したものです。今年度から4段階の評価が行われ、「ASV+++」が最高評価になります。

なお、クロスビー(HYBRID MZ)の予防安全性能評価の方は、被害軽減ブレーキ(対車両)が32.0/32.0、被害軽減ブレーキ(対歩行者)が14.9/65.0、車線逸脱抑制が8.0/16.0、後方視界情報が6.0/6.0、高機能前照灯が1.4/5.0、ペダル踏み間違え時加速抑制が1.6/2.0で、合計63.9/126で、「ASV++」となっています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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