【レクサスES Fスポーツ試乗】ラック平行式電動ステアリングはしっとり

このスマートなフォルムの達成には内部容積を確保しながら、低く抑えたトランク部分がキーポイントの一つになっています。

トランクリッドの高さを抑えつつも容量を確保できた理由は、ハイブリッド用バッテリーの設置場所にあります。従来であればトランク下部に設置することが多かったのですが、このモデルではリアシート下にコンパクトに収めることができました。

これによってハイトの低いトランクでも、必要スペースを確保することができています。

ボディ各部には最近のレクサスを象徴するようなデザインを随所に散りばめています。例えばフロントマスクではポジションランプやウインカーにL字型に見える造形が。そしてテールランプにおいても複数のLマークが仕込まれています。

Lに見える意匠はグリルやホイールにもあり、隠れミ●キー探し状態です。

インテリアに関しても最新レクサス流儀が反映されています。

メーターバイザー左右には走行モードを選択する円筒形のスイッチが配されています。

センターには12インチオーバーの大型ディスプレイが設置され、中央部分の空調操作部は斜めの独特なパネル上に配置されています。

この記事の著者

ウナ丼 近影

ウナ丼

動画取材&編集、ライターをしています。車歴はシティ・ターボIIに始まり初代パンダ、ビートやキャトルに2CVなど。全部すげえ中古で大変な目に遭いました。現在はBMWの1シリーズ(F20)。
知人からは無難と言われますが当人は「乗って楽しいのに壊れないなんて!」と感嘆の日々。『STRUT/エンスーCARガイド』という名前の書籍出版社代表もしています。最近の刊行はサンバーやジムニー、S660関連など。
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