トヨタ自動車が国内に約5,000存在するトヨタブランドの販売店(トヨタ店、トヨペット店、カローラ店、ネッツ店)4社における「専売車種」を2025年までに無くし、「全店全車種販売」への移行を目指しています。
国内市場はピークだった1990年以降、3分の2の500万台/年規模に縮小しており、同社では今後も安定的にシェアを維持していくためにはトヨタ系列店を1本化し、レクサス店との2系列店態勢とするのがベストと判断したようです。
そうしたなか、横浜トヨペットを中心とするウエインズグループが神奈川県でトヨタ車の販売会社3社を統合する検討を始めたと発表しました。同グループは横浜トヨペット、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川の3社を1社に統合する方針のようです。
日経新聞によると、3社は既に新車の登録業務などをグループの別会社に移管、人事制度についても統合に向けた改定を急ぐなど、具体的に動き出しているようで、今後、トヨタの国内販売店でこうした動きが加速しそうです。
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