一時は生産中止がささやかれていたメルセデス・ベンツのスタイリッシュワゴン、「CLA シューティングブレーク」の次期型プロトタイプをカメラが初めて捉えました。
キャッチした開発車両はカモフラージュで完全防備されています。しかしダミーレンズながら、プレデター顔とみられるヘッドライトの一部、かなり拡大されているテールゲートの開口部、テールゲートまで伸びたワイドなテールライト、大経口のツインエキゾーストパイプなどを確認することができます。
さらに次期型では、トランク容量が拡大し、実用性が格段に向上すると予想されます。
キャビン内では、「Aクラス」新型から流用されるコックピットを装備。MBUXインフォテイメントシステムを搭載し、インフォテイメントとデジタルインストルメントクラスターをワイドディスプレイに組合せるデザインとなります。
注目はパワートレインです。ルノー日産三菱アライアンスと共同開発した、新型直噴1.3リットル直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載する可能性があるようです。このエンジンには、日産「GT-R」の「ミラーボアコーティング」技術を採用しています。これはエンジン内部の抵抗を減らすことによって、エンジンの効率を上げるテクノロジーです。
「CLA」次期型は、「4ドアクーペ」「シューティングブレーク」と共に、2019年リリースが予定されています。
(APOLLO)