BMWは、パリモーターショーで「3シリーズ」新型を発表しましたが、その最強モデルとなる新型「M3」のプロトタイプを捉えました。これまでのダミーパーツ装着モデルではなく、生産型と思われます。
フロントバンパーなどカモフラージュはまだ多いものの、新型「3シリーズ」同様にC型LEDデイタイムランニングライトを備える新世代ヘッドライト、L字型テールライト、ワイドなホイールアーチ、M3特有のトランクリッド・スポイラーなどが見てとれます。ただし、粗雑なクワッドエキゾーストパイプは最終型ではないと思われます。
プラットフォームには、「CLAR」アーキテクチャを採用し、ホイールベースを延長しボディを拡大。また軽量化と剛性アップを図ります。
注目の心臓部には、新開発の3リットル直列6気筒ツインターボ「S58型」エンジンを搭載。「M5」同様に4WDシステム「xDrive」を採用し、最高出力は新型「M340i」の360ps、現行「M3」の431psを凌ぐ450ps以上を発揮します。さらに「M5」にもオプション設定される「コンプリートパッケージ」をセレクトすれば、最高出力は500ps程度まで向上すると予想されています。
過去最強となる「M3」新型のワールドプレミアは、2019年のフランクフルトモーターショーと予想されており、2020年初頭からの発売が期待されています。
(APOLLO)