フォルクスワーゲン・Arteon(アルテオン)は、エンジン横置き向けモジュールの「MQB」を使いながらスタイリッシュなクーペに仕上がっていて、スタイリングへの評価が高いそうです。
10月26日、3色から選べるインテリアカラーバリエーションと、優雅で落ち着いた佇まいのエクステリアデザインを特徴としたという新グレード「Arteon TSI 4MOTION Elegance」が追加されました。
同グレードは、従来からある「R-Line」で好評を得ているという最高出力206kW(280ps)・最大トルク350Nmを発揮する2.0TSIエンジンに、4WDの4MOTIONを兼ね備えた動力性能が自慢。さらに、先進安全装備の充実ぶりはベース車と同様です。
先述したように、レザーシートのカラーバリエーションとして新たに3色(チタンブラック、ミストラルグレー、バレンシアブラウン)を設定。
また、デコラティブパネルには「Elegance」というグレード名称らしい上質で深みのあるウッドパネルを採用することで、内装の質感向上が図られています。
一方のエクステリアは、従来の「R-Line」が漂わせるスポーティな雰囲気とは異なり、専用フロントバンパーやシルバーのドアミラーなどの専用アイテムによって、優雅で洗練されたムードを演出したとしています。
装備では、電動パノラマスライディングルーフと、デンマークのハイエンドオーディオメーカーDynaudio(ディナウディオ)のプレミアムサウンドシステムをセットとした新オプション「ラグジュアリーパッケージ」を「Arteon TSI 4MOTION Elegance」「Arteon TSI 4MOTION R-Line Advance」に設定。
「Arteon TSI 4MOTION Elegance」の価格は、「Arteon TSI 4MOTION R-Line Advance」と同じ599万円です。
(塚田勝弘)